インターネットの検索で上位表示されるために重要なSEO。その中でもサジェスト対策も重要な対策であると言っても過言ではありません。
サジェストとは
そもそもGoogleやYahoo！には、サジェスト機能というものが用意されているのですが、このサジェスト機能は、検索エンジンの検索ボックスにキーワードを入力した時に下に自動的に開く検索補助機能のことを指しています。情報を検索して調べる利用者にとっては便利な機能で、Googleでは「サジェスト機能」、Yahoo！では「入力補助機能」と呼ばれているもの。この機能に対策を施すことがサジェスト対策となるわけです。Google・Yahoo！の検索エンジンにおいて、キーワードを入力した時際に表示される検索候補となる関連ワードが1つの提案してくれるアシスト機能と言ってもいいでしょう。この機能を活用して、利用者に見せたくないキーワードを非表示したり、他の特定ワードを意図的に表示させることができるのです。
サジェスト対策が必要な理由
では、何故サジェスト対策が必要なのでしょうか？検索エンジンはサジェスト機能で検索者がキーワードを入力した時点で関連性のあるキーワード候補を絞り込んでいます。その結果、検索者が知りたい情報の入力されそうなキーワードの候補に表示された時点で入力を終了することができるのです。検索者から見れば、ワード入力の手間が省け誤字脱字がなくなり、キーワードを思い出さなくても情報を調べることができます。この時に被検索者がサジェスト対策を程しておくことで、意図するキーワードを表示することでクリック率が高くなっていくわけです。また、逆に検索で使われなくないワードを非表示にすることもできるので、自分に不利な環境を改善することも可能です。
サジェスト対策での注意点
サジェスト対策で注意しなくてはならない点もあります。前述のようにキーワードの非表示が可能ですが、この設定はあくまで口コミなどの風評ワードを非表示化させて見えないにしているだけのこと。悪い口コミなとでネガティブなイメージを払拭するためには、根本的な風評対策が必要なことは言うまでもありません。また、サジェスト機能はGoogle・Yahoo！などの検索エンジン側が運営しているために、システム変更などで一旦非表示化にできた風評ワードも再び現れてくるケースもあります。そのためサジェスト対策は継続的な取り組みであることも忘れないようにしておかなければならないのです。
まとめ
サジェスト対策はインターネット検索のSEO対策として、大変有効な手段の1つです。企業などでは自社の認知度をアップしていくためには、ネット検索で上位表示されることが、重要な情報戦略と言ってもいいでしょう。そのためにサジェスト対策の必要性も理解して、取り組むようにしておきたいものです。これで結果に大きな差が生まれて来ることは言うまでもありません。
